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冷たい手 |
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静かで
クーラーが効いてて
本の匂いでいっぱい
いつもの場所とは大違い
「じゃぁしばらく図書館で勉強すれば?」
桃子は言った
いつも頼りになる桃子
頭のいい子なんだ
桃子曰く
彼がもし私を想ってくれてるなら
心配になって来るんじゃない?
そして
“あたしは、奴は麻緒のこと好きだと思うけどね”
私は逆に嫌われてると思うけどな・・・
しばらく勉強した
でも
隣を見ても彼は居ない
自分から離れたくせに
もう恋しくなってる
クーラーのせいで
すっかり冷え切った手足が
余計に悲しい
いつの間にか
自分は
彼欠乏症になっていた
慌てて出て
走り出す
彼のいる場所へ
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